ドラゴンスクロール 蘇りし魔竜

裏技
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タイトルでCONTINUEを選び、パスワードにタイトルでCONTINUEを選び、パスワードに かみなるめよりつかわれしひかりのうろこもつものしめいはたしこのちにねむる
かみなるめよりつかわれしひかりのうろこもつものしめいはたしこのちにねむる -
神ナルメの予言を出す
クリア後のエンディングで表示が消えたあとクリア後のエンディングで表示が消えたあと 2コンで ↑+A+B を同時押し
2コンで ↑+A+B を同時押し
エピソード
トリビア
1987/12/04にコナミから発売されたファミコンのアクションRPGで、価格は5300円。タイトルどおり竜と古い予言を軸にした重い空気があり、BGMも含めて雰囲気だけは最初から勝っているのに、いざ一歩外へ出ると、どこへ行けばいいのかが本気で分からない。手触りは気持ちいいはずの探索が、いきなり迷子の感情に塗りつぶされる。ここがまず最大のつまずきで、世界観の良さが先に立つぶん、迷いの痛さも濃く残る。
迷子が起きる理由は、広い世界を歩かせる作りなのに、導線が甘いからだけではない。この作品は画面切り替え式のフィールドと迷宮を行き来しつつ、場面によっては撃ち合いの要素まで混ざる。さらに会話や情報収集にも癖があり、説明書では杖の魔法で人や像から話を引き出す手順が語られている。見た目がRPGでも、安心して話しかけるだけでは進まない。分かってしまえば筋が通っているのに、分かるまでの距離が長い。言葉が読めない人にとって厳しいとされる点も、まさにこの構造のせいだ。
救いは、ゲームが不親切一辺倒ではなく、迷子をほどく道具をちゃんと仕込んでいるところにある。複数の地域を渡り歩いて鍵や道具を集め、八冊の魔法書と竜のうろこをそろえていく骨格は分かりやすい。途中には言葉が意味不明に聞こえる土地があり、そこで特定の道具を得ると住人の言葉が通るようになるなど、詰まりをほどく鍵は用意されている。終盤は条件を満たして扉を開けると、箱絵のような竜同士の戦いが撃ち合いで始まる。この切り替えは唐突で、だからこそ印象に残る。美しさに見とれて即死するような瞬間も含めて、優しさとは別の形で体験を刻むタイプだ。
裏側の情報も、この作品の味を補強する。英語圏では後年に翻訳パッチが作られ、ガイドも公開されている。そもそも言葉の壁で評価が割れやすい設計だったことが、時間を置いて別の形で救われたとも言える。さらに、クリア後やパスワード周りには隠し表示が仕込まれていて、予言めいた文章や内部向けの見せ方が用意されているのも面白い。迷子を耐え抜いた人だけが触れられる、開発側の目配せだ。
まとめると、世界観とBGMの格に対してヒントが薄く、プレイヤーに優しくないというNAO評は正しい。ただ、その冷たさは意地悪というより、当時のアクションRPGが持っていた実験心の形で、分かった瞬間に中毒へ変わる。NATSU評のように、どこへ行けばいいか分からないまま彷徨って終わった記憶すら、この作品では立派な体験談になる。
NAO総評
世界観とBGMの重さは、同時代の中でも妙に大人びているのに、ヒントの出し方だけは容赦がない。優しさが無いのではなく、時代の勢いに任せて突き放した感じがある。迷子の時間まで含めて遊ばせる設計で、合わない人には理不尽の連続だが、合う人には忘れがたい密度になる。そこが厄介で、だからこそ語り継がれる。
出典:NAONATSU総評
見た目と音がきれいで、最初はうっとりするのに、気づいたら即死と迷子の往復で心が折れそうになる。でも、少しずつ道具がそろって、意味不明だった言葉が通るようになった瞬間に、世界が急に息をし始めるのが好き。どこへ行けばいいか分からない時間さえ、思い出すと懐かしくて、また彷徨いたくなる。
出典:NATSU
📘 説明書資料(ドラゴンスクロール 蘇りし魔竜[RC823])
説明書:Internet Archive 所蔵版(ドラゴンスクロール 蘇りし魔竜[RC823])
※Dragon Scroll - Yomigaerishi Maryuu [RC823](Famicom)(JP)
区分:説明書/Manual/Instruction Booklet
※当時の説明書はInternetArchiveに保存された資料を参照。権利は各社に帰属します。











発売日:1987/12/04|価格:5300円|メーカー:コナミ|ジャンル:アクションRPG
NAO: 世界観とBGMが最高。ヒントは最低。それが良い
NATSU: 進みたいのにどこ行けばいいか全然わからんの極地