フラッピー

フラッピー

フラッピー

発売日:1985年6月14日|価格:5500円|メーカー:デービーソフト

NAO: 240面の存在感!実家の押し入れにメモが残ってるかも。
NATSU: 地味だけどずっと遊べる中毒性。

🗨      思い出をコメントに残してみませんか?

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裏技

  • スタート設定変更

    タイトル画面でセレクトボタンを押し続けると、開始するステージ番号・BGM・人数(1人/2人交互)を変更できる。

    備考:当時の説明書や攻略サイトにも記載されている公式仕様。

エピソード

  • トリビア

    1985年6月14日にデービーソフトから発売されたファミコン版『フラッピー』は、もともと1983年にシャープX1向けに登場したパソコン用ソフトを起点としたアクションパズルで、その後PC-8801やFM-7、MSXなど多くのパソコン機種へ移植され、さらに家庭用ゲーム機としてのファミコン版も加わったことで一層広く知られるようになった。

    遊び方はシンプルで、主人公フラッピーを操作して青い石「ブルーストーン」をステージ内のゴール「ブルーエリア」まで運ぶことが目的であり、単純に押すだけでなく、茶色の「ブラウンストーン」を橋代わりにしたり、敵の動きを封じる壁にしたりといった使い方を工夫しなければならなかった。ちょっとした操作の順序を間違えるだけで道が塞がれて詰んでしまうため、常に次の一手を考えながら進める必要があった。

    ステージに登場する敵キャラクターはユニコーンとエビーラの二種類で、ユニコーンは左右方向へ、エビーラは上下左右へと動き回り、油断するとすぐにプレイヤーを追い詰めてくる。そんな敵をしばらく無力化する「催眠キノコ」の存在は頼もしく、眠っている間は押して動かすこともできるため、うまく活用すれば攻略ルートを大きく変えることができた。なお、初期のパソコン版では眠った敵に触れるとミスになる仕様だったが、ファミコン版では押して動かせる仕様に改められており、この違いは遊びやすさと戦略性を両立させる工夫だったといえるだろう。

    ファミコン版の最大の特徴は、その膨大なステージ数にある。通常ステージだけで200面あり、さらにボーナスステージも加わることで合計240面規模に達するとされており、当時としては破格のボリュームだった。ボーナスステージではフラッピーが無敵になり、敵に体当たりして得点を稼ぐことができ、ステージクリア後には「キーワード」が表示され、次回はそこから再開できるという先進的な継続プレイ機能も備わっていた。当時の子どもたちはその暗号をノートに書き残して、続きから遊ぶために必死で記録していたという。

    家庭では父や兄が一緒に頭をひねり、幼い子どもはただ後ろから応援しているだけだった、というような光景もよくあったらしく、200面を家族の誰かが制覇してしまうほど熱中した家庭もあったと語られている。そんな姿は、このゲームがただのパズルにとどまらず、家族や仲間と共有する遊びの場でもあったことを物語っている。

    さらに、タイトル画面でセレクトボタンを押すことで開始面やBGM、人数設定を切り替えられる機能もあり、友達同士で「どの曲にする?」「どの面から挑戦する?」と相談しながら遊んでいた様子が自然に想像できる。当時のファミコン市場は派手なキャラクターゲームや大作アクションが次々と登場し、華やかなラインナップにあふれていたが、そんな中で『フラッピー』は地味ながらも静かな人気を持続させ、シンプルなルールと膨大なステージ、そして論理的なパズル性で長く遊べるゲームとして独自の存在感を示した。

    のちには難度を増した続編『キングフラッピー』や、1990年発売のゲームボーイ版『フラッピースペシャル』も登場し、いずれも派手な演出よりも考える面白さを重視した作りで、根強いファンに支えられてきた。派手さはなくても、家庭の一場面を思い出させる温かさと、じっくり考える時間を与えてくれる不思議な中毒性をあわせ持ったタイトル、それが『フラッピー』だった。

  • NAO:総評

    フラッピーって、派手さはなかったのに200面以上も用意してきたあたり、当時のデービーソフトの意地を感じるんだよな。アクションやRPGの大作が主役を張っていた1985年に、地味なパズルで勝負したんだから相当な挑戦だぜ。けど一度ハマると暗号をノートに残してでも進めたくなるし、父や兄が夢中になって家族で頭を抱えてたなんて話も残っている。眠った敵を押せる仕様変更もパソコン版からの改良点で、遊びやすさと戦略性が増していた。結果として、地味だけど妙に忘れられない、不思議な中毒性を持った一本になったんだ。

    出典:NAO
  • NATSU:総評

    このゲームを思い出すと、家の居間で家族が一緒に頭を突き合わせていた光景が浮かぶの。父や兄が石の順番を考えて、子どもはただ応援しているだけ…そんな日常の一コマがゲームに結びついていたのよね。200面以上ものステージは小さな子どもにとって果てしない冒険で、ノートに暗号を残してまた挑戦する姿があちこちで見られた。派手なキャラゲームが並ぶファミコンの棚で、フラッピーは静かに居座り、考える楽しさを与えてくれた。豪華さはなくても、後から振り返ると家庭や友達の思い出と重なり合って、温かく心に残り続けるタイトルだったんだ。

    出典:NATSU
  • 📘 説明書資料(フラッピー [dBF-FL])

    説明書:Internet Archive(フラッピー [dBF-FL])
    ※Flappy [dBF-FL](Famicom)(JP)
    区分:説明書/Manual/Instruction_Booklet

    出典:※当時の説明書はInternetArchiveに保存された資料を参照 / 権利は各社に帰属します

チラシ等

出典:ファミマガ1986年5月号 / ※本画像は当時の広告・誌面資料として引用しています / 権利は各社に帰属します

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