SWAT

SWAT

発売日:1987/09/11|価格:5300円|メーカー:東映動画|ジャンル:アクション

NAO: 銃撃よりツッコミの嵐が止まらない
NATSU: 硬派演出に見せかけて実はポンコツ

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エピソード

  • トリビア

    1987年9月11日に東映動画から5300円で出たSWATは、タイトルだけ見ると銃を撃ちまくる硬派アクションを想像しがちなのに、実際はそこから一歩外れていて、まず操作の入り口で迷子になる。人質事件が起きたビルへ突入するのに、正面玄関か通用口か非常口かを選ばされ、さらに作戦会議の文面を読んで判断しろと言われる。この時点で、勢いで突っ込んで正解を拾う遊びではなく、読んで考えて動く遊びだと気付かされる。ところが画面の見せ方は疑似3Dの一人称で、手触りはダンジョン探索っぽいのに、やっていることは警察物の突入ごっこで、しかもメニュー主体なのでテンポが噛み合いにくい。硬派に見せたいのに、遊ぶ側はツッコミどころが先に立ってしまう、そのズレがこの作品の顔になる。

    ビル内の移動は角や扉の感覚が独特で、手元の入力は素早さより手順の正確さを求められる。敵と遭遇すると戦闘はターン制になり、隊員ごとに行動を選んで、どの武器で誰を狙うかを決めていく。突入ものの緊張感を即時のアクションで出すのではなく、命令を積み上げて結果を見る形にしているのが面白いところで、ここでようやくNAOの言う見た目より中身のガチさが出る。さらに勝ったあと、相手を尋問するか射殺するかの選択まで入ってきて、当時のファミコンとしては空気が妙に生々しい。ただし、その生々しさは演出の上手さだけで支えられていない。文字やメニューが多いぶん、動きの気持ちよさで引っ張るタイプではなく、NATSUの言うテンポの惜しさがずっとまとわりつく。真面目に作戦を立てるほど操作が重く感じ、雑に進めるほど痛い目を見るので、気分が乗るまでが遠い。

    裏側を見ると、この一本は東映動画が発売し、開発はショウエイシステムが担ったとされ、同時期の版権物や話題先行の企画が並ぶ棚の中で、なぜかアメリカのSWATをそのまま題材にした。SWATという言葉自体が特殊部隊の呼称として定着し、映画やテレビの影響でイメージが先に走っていた時代感が、そのままゲームの看板になっている。けれど中身は、突入の派手さよりも、ビル探索と戦闘と尋問という手続きの積み重ねに寄っている。そこが刺さる人には、独特の経済システムみたいに癖になる構造として残る一方、期待していた銃撃アクションを求める人には、ポンコツに見える瞬間が増えてしまう。さらにトリビアとして有名なのがパスワード周りで、ゲームオーバー時に表示されるはずの正しいパスワードが一瞬だけ出た直後に自分の名前で上書きされるという報告があり、続けて遊ぶほど肩透かしが積み重なる。真面目な題材と不器用な実装が同居してしまった結果、硬派とネタの境界で揺れ続けるのが、このSWATの忘れにくさになっている。

  • NAO総評

    SWATの看板は銃と突入なのに、実態は手順とメニューと判断の連続で、何を撃つかより何を読み取って次へ進めるかが勝負になるんだよな。硬派な顔つきに反してテンポの鈍さや不具合の話題が先に立つのも含めて、80年代の題材先行感がよく出てる。

    出典:NAO
  • NATSU総評

    人質事件の緊張感があるのに、動かしてみると一拍ずつ遅れてついてくる感じで、惜しいって言葉がいちばん合うのがつらいところ。でもビルを進んで戦って尋問まで行く流れは独特で、慣れると自分の作戦が形になる瞬間があって、そこだけは妙に記憶に残る。

    出典:NATSU

📘 説明書資料(SWAT [TDF-SW])

説明書:Internet Archive 所蔵版(SWAT [TDF-SW])
※SWAT - Special Weapons and Tactics [TDF-SW](Famicom)(JP)
区分:説明書/Manual/Instruction Booklet
※当時の説明書はInternetArchiveに保存された資料を参照。権利は各社に帰属します。

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