ファミコンにおけるカプコンは、アーケードの熱を家庭に移植する存在感で光りました。『魔界村』の容赦ない難易度、『1942』『1943』の縦スクロールSTG、『エグゼドエグゼス』『戦場の狼』など、ゲームセンター直系の手触りがテレビの前で味わえました。加えて『ロックマン』は自由なステージ選択や武器システムで家庭用オリジナルの金字塔に。続くシリーズ展開もここから始まりました。『天地を喰らう』『スウィートホーム』のような意欲作も混ざり、カプコンはファミコン時代に「高難度と革新」を両立させたメーカーとして記憶されています。
ファミコン【カプコン】ソフト一覧(36本)