裏技
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コンティニュー
ゲームオーバー画面でA、B、上、下、B、A、右、左を素早く入力するとコンティニューできる。ゲームオーバー画面でA、B、上、下、B、A、右、左を素早く入力するとコンティニューできる。
エピソード
トリビア
1985年に新日本企画がアーケードで稼働させた縦スクロールシューティングがASOで、日本国外ではAlpha Missionとして展開され、1986年9月3日にファミリーコンピュータへ移植された。対地と対空を撃ち分ける方式を軸にしつつ、画面にはSやLやMやEやBやFなどの文字が頻繁に現れ、拾い方で自機の速度やレーザーやミサイルやエネルギーや得点効率が目に見えて変わる。記号と数値で戦力を組み替える感覚が強く、当時のシューティングとしても説明より体感に寄った設計が前面に出ている。全12エリア構成で実質的には周回に近い進み方を取り、目的は戦闘艇シドを操作してメカノクレートを倒し人類を救出するという大枠にまとめられている。物語の説明では遠い銀河の戦争で疲弊した生存者が新天地として地球を選ぶという筋立ても示され、無機質な宇宙戦の背景に難民的な切迫感がのぞく。
操作は8方向レバーと3ボタンで、対空攻撃はレーザー、対地攻撃はミサイルとして分離され、対地弾も直進して当たるまで進むため、狙いはピンポイントというより射線管理になる。3つそろえると強化されるSとLとMは、一定段階まで伸ばすとキープが出現し、取っておけばミス後でも強化が初期に戻りにくくなる。Sは速度が上がり、Lはレーザーがシングルからダブル、さらにトリプルへ増え、Mはミサイルが強化され射程も伸び、条件を満たすと連射の余地も広がる。Eは色で回復量が変わり、ゲージを超えては増えないため、拾う順番と残量の読みがそのまま生存率に跳ね返る。Bは時間経過で得点が増える性質を持ち、Fは周辺のピラミッドを破壊してポイントを露出させるため、攻撃と回収と得点稼ぎが一体化する。画面が英字だらけに見えるのは、情報が多いからではなく、情報そのものを触って組み立てる設計だからだ。
アーマーは8種類あり、レバー左右で種類を選び、装着ボタンで発動する。そろえたアーマーは各1つずつ保持でき、全8種類をそろえると一度だけ高額ボーナスが入るため、撃ち合いだけでなく収集の欲も刺激する。装着時は自機が中央へ寄せられ、パーツが同時装着する演出が入り、その間は無敵になるため緊急回避にも使える。アーマーごとにレーザー系とミサイル系が分かれ、たとえばオクトは8方向レーザーだが連射が効きにくく、シールドはバリアで被弾を防ぐ代わりにエネルギーを消耗し、キャノンは幅広の高速レーザーで瞬間火力を狙える。さらに綴りがSHIELDではなくSEALDと表示されるなど、無骨さがそのまま味になっている。アーケード版ではヘッドと左右ウイングの同種パーツをそろえて完成させるが、ファミコン版はまとめて取れる形に改められており、家庭用らしい分かりやすさへ寄せた移植差になっている。
制作の裏側としては、地上背景のグラフィックが過去作ヴァンガードIIから継承されたことが明言されており、限られたリソースを組み替えて世界を成立させる当時の現実がそのまま見える。交互プレイに対応している点も含め、得点と生存の両立を皆で試す遊び方が想定されていた。クレジットではプログラムにMr. SNK、企画に小畑晃司、デザインにRamptyとDr. Gag、音楽にSugarといった名義が並び、硬質な宇宙戦の空気と、拾うたびに表示が変わる情報過多な画面を両立させている。日本のアーケードでは1986年のテーブル筐体の売上上位に入ったとされ、家庭用移植はその勢いを受け止める形になった。高速スクロールの中で英字を拾い、装甲を選び、残量を読み違えれば一瞬で崩れる。その忙しさが不思議と心地よく、遊び終えた後に手触りだけが妙に記憶に残る。
NAO総評
画面に踊る英字は飾りじゃなくて命綱だ。拾う順番を間違えると、速度も火力もエネルギーも全部が噛み合わない。しかも対空と対地を別ボタンで撃ち分け、装甲の着脱まで押し付けてくる。説明を減らし、体で覚えろと言わんばかりの1980年代らしい強気さだ。
背景流用や綴りの癖まで含めて無骨なのに、キープで成果だけは残る。理不尽と親切の間を、数字と英字で釣り合わせた感じがする。アーマー集めのボーナスまで用意して、撃つだけの快楽をスコアの算段へ引きずり込むのも抜け目がない。
酔いそうになるほど情報が多いのに、慣れるとやめどきだけが消える。その渋さが、当時のSNKの空気そのものだ。出典:NAONATSU総評
高速スクロールに追い立てられながら、SやLやMを拾って少しずつ楽になっていく感覚が忘れられない。最初は何が起きているのか分からないのに、気付けば自分の手が勝手に回収の順番を決めている。キープを取れた時だけ、やっと成長が残った気がして胸をなで下ろす。装甲を着た瞬間の安心感と、外した後の心細さまで、全部が体に残る。
宇宙の冷たい色と、地上の模様の不思議な手触りが混ざっていて、世界観が妙に癖になる。交互に遊べるから、うまい人の動きを横で見て、また少しだけ前へ進める。勝てた日は嬉しくて、負けた日は悔しいのに、また同じ英字の雨をくぐりたくなる。あの忙しさが、当時の家のテレビの前の時間そのままに思える。出典:NATSU
📘 説明書資料(ASO [SFX-AO])
説明書:Linkなし(ASO [SFX-AO])
※ASO [SFX-AO](Famicom)(JP)
掲載情報をご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますと幸甚です。
海外版(参考)※retrogames.cz参照












発売日:1986/09/03|価格:4900円|メーカー:SNK|ジャンル:シューティング
NAO: アルファベットだらけの画面に酔いそう。
NATSU: 高速スクロールと独特の世界観がクセになる。