ホッターマンの地底探検

ホッターマンの地底探検

ホッターマンの地底探検

発売日:1986/12/06|価格:4900円|メーカー:ユース|ジャンル:アクション

NAO: 穴を掘って掘って宝探し。どこか懐かしい作業感。
NATSU: ゲームというより炭鉱体験。クセになる単純作業と達成感。

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裏技

  • ステージセレクト

    タイトル画面表示中に、
    「B、セレクト、左、B、左、A、上、下、左、スタート」の順に入力
  • コンティニュー

    タイトル画面表示中に、
    「上、A、左、B、右、右、A、上、下、スタート」の順に入力

エピソード

  • トリビア

    1986年の土の感触と熔岩の焦燥
    1986年12月6日にユースからファミリーコンピュータ向けに発売された『ホッターマンの地底探検』は、村を襲う大地震と火山の危機を止めるため、穴掘り名人のホッターマンが地底の謎へ挑むアクションゲームだ。舞台はブンブン山のふもとにあるペンペン村。このままでは山が大爆発を起こし、村が熔岩の下に埋まってしまう。その原因を突き止めるために、ホッターマンは地中深くへと掘り進む。地味な題材に見えるが、当時のカセットらしい物語の勢いがあり、地中の硬さや水、熔岩が行く手を変えるなど、単なる穴掘りでは済まない戦略性を備えている。

    段取りと決断が試される地底の旅
    ゲームの進行は、各ステージに隠された宝箱を探し、4つの鍵を集めることで出現する出口から脱出するというものだ。取扱説明書によれば、全14ステージをクリアした先にはファイナルステージが待ち受け、大地震の原因である謎の物体との対決が控えている。

    地中は掘れる場所によって性質が異なり、柔らかい層はスムーズに進めるが、硬い層では掘る速度が落ち、水の層(泳ぐ層)では移動が大幅に制限される。さらに、通常の手段では通れない層はダイナマイトで爆破して道を切り開く必要がある。この通れない層の中には「パスワードの文字」が隠されており、レーザー砲を発射してそれを読み取るという、遊びと情報収集が一体化した独特な仕掛けが用意されている。

    遊びの手触りは名作『ディグダグ』を連想させるが、岩を落として敵を潰す要素はなく、代わりにテレポート扉やダイナマイト、地層による速度変化といったギミックが攻略の主役となる。敵は倒しても同じ場所から復活することがあるため、殲滅することよりも「安全な通路を確保する」という、掘り跡を地図に見立てた立ち回りが重要になる。扉の位置を覚え、どの層をどう抜けるかを決め、鍵を四つ集めたら出口へ戻る。この往復が単純作業に思えて、実際は極めて計画性が求められる段取りのゲームなのである。

    熔岩の圧力が生む「ねじれ」の快感
    本作の難易度を決定づけているのは、時間の経過とともに発生する熔岩のプレッシャーだ。一定時間が経つと縦に噴き上がる熔岩が現れ、接触すれば即死となる。この熔岩はミスをしても消えずに残り続けるため、一度追い詰められると非常に苦しい。

    掘り跡を細くしすぎれば逃げ道が塞がれ、逆に広快に掘りすぎれば敵との遭遇や遠回りのリスクが増える。適当に掘れば詰みやすく、慎重すぎれば熔岩に追いつかれる。このジレンマが生む緊張感が、本作の大きな魅力だ。アイテムはタマゴの中に隠されており、熔岩から一定時間身を守るスーツや、レーザーの射程を伸ばす宝石などを駆使して、過酷な地底を潜り抜けていく。掘り出した土やブロックには点数の差があり、掘る行為そのものが得点になるため、ハイスコアを目指す楽しみも用意されていた。

    隠しコマンドに刻まれた開発の痕跡
    本作の裏側で興味深いのは、タイトル画面で入力できる隠しコマンドが非常に充実している点だ。コマンドによってデバッグ情報の表示やステージ選択、さらには熔岩が出現しない設定への切り替えなどが可能になる。こうした仕様は、開発現場の試行錯誤がそのままカセットに封じ込められたような生々しさを感じさせる。

    長らく埋もれた名作という立ち位置であったが、2019年10月15日にはプロジェクトEGGにて配信が開始され、再び現代のハードで遊べるようになった。道を作り、鍵を集め、熔岩に追われながら脱出する。その単純な繰り返しの果てに、確かな達成感が残る一作である。

  • NAO総評

    掘って宝を集めるだけに見えて、実際は地層の硬さと水場の遅さ、そして熔岩の時間圧に追い立てられる段取り勝負だ。敵は倒しても復活することがあり、一撃で終わるから気楽な作業にはならない。通れない層にパスワード文字を隠してレーザーで読ませるあたり、遊びと検証が同居していて妙に生々しいよな。タイトル画面の隠しコマンドも、現場の手癖がそのまま残った証拠みたいで笑える。派手な看板があるわけじゃないが、遊びの密度で勝負する当時のカセットらしい一本だ。2019年に配信で拾い直されたのも、この地味ながら確かな中毒性が評価された結果だろうな。

    出典:NAO
  • NATSU総評

    最初はただの穴掘りと思うのに、扉を回って鍵を4つ集めて出口へ戻る往復が、だんだん気持ちよくなってくるのよね。柔らかい層はスイスイ進めるのに、硬い層や泳ぐ層で足が止まって、焦るほど熔岩が追いかけてくるから胸がきゅっとするわ。通れない層を爆破して進んだ先で、レーザーでパスワード文字を見つける瞬間が小さな宝探しになるの。失敗しても「もう一回だけ」って手が伸びちゃう。どこか懐かしい空気感があって、一歩ずつ自分の道を作っていく達成感がこのゲームの強さだと思うわ。今は配信でも触れられるから、あの頃の土の匂いを感じるような手触りを確かめてみてほしいわね。

    出典:NATSU

📘 説明書資料(ホッターマンの地底探検[USE-HC])

説明書:Internet Archive 所蔵版(ホッターマンの地底探検[USE-HC])
※Hottarman no Chitei Tanken [USE-HC](Famicom)(JP)
区分:説明書/Manual/Instruction Booklet
※当時の説明書はInternetArchiveに保存された資料を参照 権利は各社に帰属します

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