ミッキーマウス 不思議の国の大冒険

ミッキーマウス 不思議の国の大冒険

ミッキーマウス 不思議の国の大冒険

発売日:1987/03/06|価格:4900円|メーカー:ハドソン|ジャンル:アクション

NAO: とにかく丁寧なつくり。ディズニー愛はある。
NATSU: やや単調ながらビジュアルは満点。

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裏技

  • コンティニュー

    ゲームオーバー表示中
    → と スタート を同時押し
  • ステージセレクト

    タイトル画面で セレクトを押しながら
    ↑ クイーンズパレス → ジオーシャン ↓ ネバーランド ← ウッズランド
    そのまま スタート

エピソード

  • トリビア

    『ミッキーマウス 不思議の国の大冒険』は、1987年3月6日にハドソンからファミコン向けに発売された横スクロールアクションで、ミッキーとミニーが不思議の国を駆け抜け、さらわれた少女アリスを救い出すという筋立てで始まる。タイトル画面には副題が出ず、ロゴと著作権表記だけが置かれるため、当時から単にファミコンのミッキー、ハドソンのミッキーと呼ばれやすかったのも面白い。ディズニーの看板キャラクターを家庭用ゲームに本格起用したこと自体が話題性を持ち、ハドソンにとってもキャラクター作品での実績を重ねてきた流れの中での一本だった。日本版は不思議の国のアリスの色が濃く、箱や説明書でもアリスが前面に出る一方で、北米版は別名で発売され、広告や説明書ではアリスを友だちとぼかすなど、見せ方が控えめに調整された。それでもエンディングにはアリスが登場するので、最後にだけ正体がはっきりする構成になっている。

    ゲームの軸は、ミッキーを操作して進むだけでは終わらない。攻撃は消しゴム投げで、当たればダメージを与えられるという素朴さだが、常に後ろに付いてくるミニーが独特の緊張感を作る。敵の弾に当たっても体力が減らないのに、ミニーが穴に落ちた瞬間にミスになるという、見た目のかわいさとルールの厳しさが同居している。しかも地形を使って二人を引き離せる場面があり、この仕様を逆手に取ってミニーを先に進ませ、ボスを倒させる攻略が定番になった。制限時間がなく体力制で、説明書にコンティニュー操作が最初から載っていた点も当時としては珍しく、キャラクターゲームらしい配慮が見える。隠し要素も手堅く、カンテラや窓を消しゴムで壊して出る回復や全滅効果のほか、背景の無地を撃ち続けてアイテムを掘り起こす仕掛けがある。ドナルドの顔で全回復、赤いカギでボーナスへ行けるなど、ディズニーの顔ぶれがご褒美として働き、北米版ではケーキや赤ダイヤなどに置き換えられたという差分も、ローカライズの温度感を伝えてくる。

    全五つのワールドは、遊園地のようなファンハウス、海のジオーシャン、四季の移ろいを通るウッズランド、ネバーランド、そしてクイーンズパレスという並びで、毎回舞台の手触りを変えてくる。三面のウッズランドは穴を使った迷路のような構造で、正しいルートを知らないと同じ場所へ戻されやすい。四面のネバーランドは画面数が少なく短い反面、敵の出方がいやらしく、五面は迷路寄りで締めくくられる。日本版ではボスがチェシャ猫やドードー、フック船長、トランプの女王などで彩られるが、北米版では別の悪役たちに差し替えられた。誰が相手でも基本は消しゴムだが、ミニーを引き離して先行させると攻め筋が変わり、単調に見える画面の裏で手順が組み替わる。

    制作の裏側としても、小さな痕跡が残っている。ハドソンは同じ時期に、人気漫画や国民的キャラクターを題材にした作品を手がけており、本作もその延長線上で、画面上部の表示が別作品に似ていると説明されている。北米では開発元は同じでも発売元が変わり、ディズニーのライセンスの扱いの下で、登場人物の見せ方やアイテムの見た目まで細かく調整された。スタッフ面ではディレクターや作曲者が明記されており、軽やかな旋律は国本剛章が担った。評価としては当時の雑誌採点が残り、後年のランキングでも名が挙がったことがある。丁寧な絵作りとキャラクターらしさに支えられつつも、遊びは意外と手順と根気がものを言う。その反差が、ディズニーらしい夢の外側に、ファミコン時代の硬派な手触りをそっと残している。制限時間がないぶん、慎重に進めると優しく、焦ると急に牙をむく。

  • NAO総評

    丁寧に作り込まれた絵と音は、ディズニーの看板を借りた時代の本気が見える。ミッキーの動きも素直で、キャラゲーにありがちな雑さが少ないのは美点だ。ただ遊びは消しゴムと同伴ミニーの管理に収束しやすく、華やかさの裏で同じ手順を踏ませる場面も多い。権利や市場に合わせて物語や見せ方が変わる点も含め、商品としての理屈が透けて見えるのがファミコンらしい。惜しいのは、その単調さが愛情と表裏一体なところだ。だから印象は薄いのに、妙に残る。

    出典:NAO
  • NATSU総評

    画面に出てくる色づかいとミッキーたちの動きがかわいくて、見ているだけでおとぎ話みたいな気分になる。ビジュアルは満点で、消しゴムが飛ぶだけでも妙に楽しい。仲良く進みたいのにミニーが落ちると即ミスで、そこだけ急に現実に引き戻されるのがファミコンらしいよね。単調に感じる区間もあるけど、制限時間がないから深呼吸して進めば大丈夫。子どもの頃のわくわくと焦りが、同じ画面で一緒に戻ってくる。だから最後まで行けた時のほっとする余韻が好き。

    出典:NATSU

📘 説明書資料(ミッキーマウス 不思議の国の大冒険 [HFC-MI])

説明書:Internet Archive 所蔵版(ミッキーマウス 不思議の国の大冒険[HFC-MI])
※Mickey Mouse - Fushigi no Kuni no Daibouken [HFC-MI](Famicom)(JP)
区分:説明書/Manual/Instruction_Booklet
※当時の説明書はInternetArchiveに保存された資料を参照 / 権利は各社に帰属します

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