アイギーナの予言 バルバルークの伝説より

裏技
-
おじいさんをからかう
パスワード入力画面で、わざと間違ったパスワードを入力すると画面に登場する老人が怒り出す。連続して4回誤入力するとついに怒りが頂点に達し、画面が完全にフリーズ。リセットしない限り先に進めなくなってしまうというユーモラスな仕掛け。パスワード入力画面で、わざと間違ったパスワードを入力すると画面に登場する老人が怒り出す。連続して4回誤入力するとついに怒りが頂点に達し、画面が完全にフリーズ。リセットしない限り先に進めなくなってしまうというユーモラスな仕掛け。 -
無敵モード
「ギゼの洞くつ」の4番目の部屋、コズンデールが道をふさいでいる場面でポーズをかけ、コントローラⅡで A → B → B → 右 → 上 → 左 → B → B → B → 左 → 上 → B → B → 右 → 上 → 下 → 右 → 右 → 下 → B → 右 の順に入力してからポーズを解除する。成功すると敵からの攻撃を受けてもミスにならず、火の海や崖に落ちない限り無敵状態になる。「ギゼの洞くつ」の4番目の部屋、コズンデールが道をふさいでいる場面でポーズをかけ、コントローラⅡで A → B → B → 右 → 上 → 左 → B → B → B → 左 → 上 → B → B → 右 → 上 → 下 → 右 → 右 → 下 → B → 右 の順に入力してからポーズを解除する。成功すると敵からの攻撃を受けてもミスにならず、火の海や崖に落ちない限り無敵状態になる。
エピソード
トリビア
1986年にビック東海から発売された『アイギーナの予言 ~バルバルークの伝説より~』は、ファミコン向けに登場したアクションアドベンチャーである。タイトルに副題として掲げられている通り、前年にエイブルコーポレーションがリリースしたアーケード作品『バルバルークの伝説』とつながりを持ち、“精神的続編”と位置づけられている。国内外の攻略資料でも「バルバルークを受けた家庭用タイトル」と紹介されることが多い。
本作には興味深い制作裏話も残されている。当初は『ヘリオスの予言』というタイトルが予定されていたが、1986年6月に起きた海洋調査船「へりおす号」の遭難事故を受け、縁起を考慮して改題されたとされる。一次資料による裏付けは限られるものの、ファンや資料系サイトでしばしば語られる説であり、改名の背景として広く知られている。
物語の主人公は考古学者ジェイソン。彼は“オーラスター”と呼ばれる聖なる星を5つの断片に分けたものを集め、最終的にプリンセス・ライラと合流し、世界を脅かす存在を打ち払うことを目指す。ゲームは地上マップと地下ダンジョンで構成され、地上では次の遺跡を探し、内部では横視点の部屋を突破しながら進行する。
ダンジョン内の戦いは一風変わっている。ジェイソン自身は剣や弓を使わず、足元をジャンプで叩いて“シューター”と呼ばれる装置を出現させ、それに触れて再度ジャンプすることで弾を発射する。直感的でなくクセのある操作だが、うまく使えば並んだ敵をまとめて撃破でき、他のアクションゲームにはない戦略性を生み出している。
さらに、オーラスターの断片はただ敵を倒すだけでは手に入らない。各ダンジョンには“隠し部屋”が存在し、所定の床でジャンプを繰り返すなど特殊な条件を満たすことで出入口が現れる仕掛けになっている。説明書や石碑の文言にはヒントが隠されているものの、すべてが正解につながるわけではなく、あえて意味深な文章を混ぜてプレイヤーを翻弄する“遊び”も確認される。
また、本作を語る上で外せないのがパスワードシステムである。地上の「お告げ所」で入力できるが、わざと間違え続けると老人のリアクションが段階的に変化し、最終的に怪獣のような姿に変貌してフリーズするというユーモラスな演出が用意されている。リセットを強いられるものの、プレイヤーに強烈な印象を残した隠し要素だ。
音楽面では、ファミコン版は蓮谷通治が担当し、後にコモドール64版へ移植された際にはティム・フォリンがアレンジを手掛けた。両バージョンの雰囲気の違いは、海外ファンの間でも比較の対象とされている。さらに、NES向けローカライズの計画や、近年ではファンによる英語翻訳パッチの公開など、海外展開・二次創作も活発に話題となった。
エンディングに至るまでの道のりは決して容易ではなく、隠し部屋を探し当て、オーラスターを集め切るには忍耐力が求められる。攻略情報が限られていた発売当時、プレイヤーは試行錯誤の中で謎のテキストや隠し条件と向き合うことになった。『アイギーナの予言』は、ファミコン時代ならではの理不尽さと遊び心が共存する作品であり、その背景にはタイトル改題の逸話や、独創的なゲームデザインが刻まれているのである。
出典:
















































発売日:1986/11/21|価格:5300円|メーカー:ビック東海|ジャンル:アクション
NAO: 古代感満載の謎ゲー。動きが独特で慣れが必要。
NATSU: BGMはわりと好き。でも操作性はちょっとクセ強い。